どうも、実に1年半ぶりの更新となります、NAINNでございます。
もう文章の書き方も忘れてしまうくらいには更新が途絶えていたわけですが。このブログを忘れてたわけじゃないんですよ??ほんとに。いつも「更新しなきゃ…」って思うだけで終わっちゃうんですよね。ネタは割とあるのに。
ただ、今回また筆を取った(比喩的に)のには深い理由がありましてですね…いつもみたいに「これブログで書きたいなぁ…」だけで終わっちゃう感じではなく、今回は僕の心を突き動かすような動機がありました。
ここからはもう独り言なので、暇な方だけ読んでください…w
単刀直入に言いますと、僕の大好きだったある配信者さん(以下Aさん)が1年の失踪の末、「Aさん」名義での報告もなしに別名義(以下B)での活動を始めていたんです。今朝知ったこれがかなり心にきまして、あつ森がなければ相当に打ちのめされていたことでしょう。
Aさんの最後の動画は生放送のアーカイブでした。僕はそこのコメント欄では自分のエゴイズムに満ちた独り言を長々と投稿した訳ですが、なんとBの動画のコメント欄にも同じようなコメントを残そうとするという奇行に出てしまったのです。文章を書くだけ書いて、すんでのところで破棄したので問題はなかったのですが、心のもやもやでいてもたってもいられなくなり、このブログに逃げ込んだというわけなのです。
フランスの作家サガンは、大学の試験に合格できなかったやるせない絶望感から『悲しみよこんにちは』を完成させました。大袈裟ですが今の僕には彼女の気持ちが少しわかる気がします。(本当はこのブログのタイトル、あつ森のセットが買えなかったことに対する悲しみを表現しようとしてました)
Aさんの最後の動画のコメント欄には、Bの存在を紹介する方が数多とおりまして(僕もその方のお陰でBを知れたのですが)、それはとても有難かったのですが、個人的には「Aさん」としての彼の声を聴きたかった訳で。こういうことはどのジャンルでもよくある事だと思います。「この存在でいてほしかった!」という派閥と、「彼自身が復活したのだからそれでいいじゃないか」という派閥。僕は完全に前者でした。Bという存在が受け入れられなかったからこそ、Bの動画にネガティブなコメントをしようとしたのですから。
それでも、彼の生存に関しては僕もとても安心しました。元気に笑って、特徴的な編集も健在で、変わったのは名前と環境ぐらいで。でもそのふたつが大事でした。
しかし、Bとしての彼に「Aさんだ!!」と安易に駆け寄ることができない苦しさ。「Aさん」と呼ぶことさえ許されない。密かにもやもやしているしかないんですよね。
さらには、Bとしての復活がなされたことによる「Aさん」としての復活の可能性の希釈。これがほんとに辛かった。僕がBの存在に気付くまでには1年間のマージンがありました。彼は音沙汰もなく消えていったので、その間はずっとAさんの復活を自在な可能性で想定する、言い換えれば自分でAさんの復活を想像できたわけです。いつか帰ってくるのだろうと。しかしBという存在が裏付けたのはその可能性を反古するものでした。これでAさんの復活の可能性はゼロに等しくなってしまったのだな、と。
それらの苦しみや悲しみが、彼の復活の喜びの何倍にもなって僕にはね返ってくるのです。とても複雑でした。応援したいのに応援したくない。
何かひとこと「Aさん」として遺してくれていたらなぁ、と今更ながら勝手に取り残された気分になってしまいます。
こんな気持ちになるぐらいだったら、復活しないでほしかった。少なくとも知らぬが仏だった。知らなかったらゼロに等しいAさんの復活の可能性を捨てずに待つことができた。そっちの方がワクワクしたのではないか。月に1回ぐらいチャンネルを覗くのが醍醐味だったのではないか。と思ってしまうこともあります。それでも、ささやかにBを応援しつつ、風前の灯となったAさんの復活をこれからも待ち続けていこうと思います。
長々とエゴに満ちた話を申し訳ありません…かなりスッキリしました…
次回からはいつもの感じで書いていくので、これを機に見くびらずにまた遊びに来てください…!!
以上、NAINNでした!
前回のクイズの答えは次回の記事で!この記事は番外編、アニメで言えばOVAなので…